韓国ドラマ「恋するパッケージツアー〜パリから始まる最高の恋〜」の感想

  • 2020.01.12 Sunday
  • 16:44

 

2019年(去年)の12月のスカパー無料放送日にCSのフジテレビTWOで全話一挙放送してた韓国ドラマ「恋するパッケージツアー〜パリから始まる最高の恋〜」を見てみた。

 

 

無料で一挙放送してたという理由のみで内容も特に知らずに録画した作品で、いい意味でハードルが下がっていたのだが、その期待とは裏腹に結構微妙だった。

 

っというのも、恋愛ドラマとしてみるべきか、旅行ドラマとしてみるべきなのか、群像ドラマとしてみるべきかによって、この作品の評価が結構変わってくる。

 

当初は、表紙にある主演二人による恋愛ドラマとしての雰囲気をかもし出してはいたものの、ドラマが進むにつれ、脇役かと思っていた同じパッケージツアー参加者一人一人にも個別な話が描かれていき、海外ドラマ「LOST」を想像するとわかりやすいが、エピソードによって、主役が変わる、そんな演出を採用したドラマになっていた。

 

このエピソードによって主役が度々変わる作品というのは、作品をテクニカルな視点で見ると、よくたくさんの話(視点)を上手く一つの作品にまとめたなという労力というか技術的な上手さの評価はできるものの、主役がコロコロ変わるために、単純にドラマとして主役が固定された物語に比べると、ストーリーに対する緊張感というか興味が続きにくい。※気持ちが途中で離れてしまう。

 

通常であれば、ヒーローとヒロインの二人の人物像や関係が固定されているため、良い作品であれば、自然と共感が作られた後は、彼らの動向にただ身を任せていくだけで話を楽しめるのだが、主役がエピソード毎に変わる作品というのは、せっかく高まっていたある共感が、主役が変わるたびにそこで一旦リセットされてしまう。そして、またイチから作られる。

 

しかも、登場人物が多ければ多いほど、そのリセットの回数が増え、作品を通すと、感情が意図的にぶつ切りにされることによるストレスが常にある。

 

この作品も結局、そこのストレスがあり、そのデメリットが登場人物それぞれの視点描写というメリットと比べると、作品としてプラスになってるかというと、かなり微妙といわざるおえない。

 

登場人物それぞれのエピソードも1話としてみれば、それなりに共感できるし、また最終回でのまとめ方も、一応まとめてはいるものの、細部を見るとまとめきれていないというか、いろいろと中途半端さが残っている。

 

製薬会社で会社の不正を知ったマルが会社に取り込まれずに自ら退社を選択するのはいいとして、その後、不正の事実を押さえるためアフリカに行くものの、一番大事な会社との訴訟は、特に描かれないまま(そこ大事)、ソソとの再会(恋愛)だけ描いて終了は味気ない。むしろこれから面白くなってきたところで終わっている。

 

また、ガン告知された中年女性についても、マルが大手製薬会社に勤めていた利点をまるで生かせていないまま終わっている。彼女のために抗がん剤を調達して、ガンが治るようなラストを期待していたが、そういうフリ(夫が頼む)はあるもののまったく回収されていない。

 

この辺の誰もが一番気になるような部分が、中途半端のまま終わっているため、まとめが雑としか言いようが無い。散々風呂敷を広げたものの、ハッピーエンド感に中途半端さが残る。

 

その他、細かいところを言うと、韓国人同士の家族の団欒や人間関係描写がコメディなのか、シリアスなのか非常に分かりにくい。

 

日本人が見てると見ながら、ただただイライラすること必死だ。

 

ソソの弟、中年夫婦の夫の行動などは、毎回腹が立ってしかたない。

 

外国でわめき散らしたり、騒ぎ立てたり、自国なら勝手にしてと許せるが、外国に行ってまでなんなんだコイツらはと(笑)

 

ちなみに主人公マルも共感できなところがある。

 

イライラしてるかといって、たまたま道路に積んであった缶を蹴ったりとか。

 

そういう感情をぶつけるシーンなのはわかるが、もっと他に方法があるだろう。外国で迷惑をかけるなと。

 

これはコメディなのか?と考える前に、そのキャラクターの人間性の方を疑いたくなってしまう。

 

女性下着を持ち込んだり、大人のオモチャを買ったり、性行ガードパンツ?を履く破天荒は、コメディとしてわかるが、それ以外の細かい行動を見てるとただのダメな奴という気すらしてくる。

 

今まで韓国映画や韓国ドラマを見て、文化やしきたりの違いで、イライラすることもあったが、このドラマは、その中でも一番イライラが多かった作品かもしれない(笑)

 

特に、儒教文化だから仕方ないのかもしれないが、年齢が上という理由のみで、年上や上司が必要以上に偉そうにしてるのは、ただただ見てて腹立ちますね。

 

登場人物すべてがそうではないですが、絶対に韓国ドラマの中で一人二人は出てきますね。

 

なんでそんなに偉そうなんだと。っというか、偉ぶれるんだと。

 

自分が一日中頑張って、意図的に偉ぶろうとしても、こんなに長く続かないぞ。

 

そもそも基本的な偉ぶり方がわからない。

 

韓国では、礼についても、年上とお酒を飲むときの所作がある反面、おたまで人の頭を叩いたり、食事中に感情的になって、ご飯が口から飛び出すのは、行儀が良いのかどうかももうよくわからない。

 

それがコメディなのかすらも、当事者は真面目にやってるので、ツボがよくわらかない。

 

いろいろ書いたが、まとめると、このドラマは、ヒロインのイヨニとヨーロッパの景色は綺麗だが、それ以外は、トータルすると、イライラするだけで、見るところはほとんど無いのかもしれない。

 

 

 

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